LEUPOLD（リューポルド）がピストル用超コンパクトドットサイト
DeltaPoint Microを発表
アメリカの老舗光学機器メーカーLEUPOLD（リューポルド）が、ピストル用の超小型のドットサイトDeltaPoint Microを発表、発売を開始した。
DeltaPointシリーズは、一般的なオープン型のドットサイトDeltaPoint PROが既に販売されているが、今回登場したDeltaPoint Microは全く新しいコンセプトのマイクロドットになる。
DeltaPoint Microは高さが僅か3.2mm程度だが密閉型のドットサイトで、リアのアイアンサイトと交換して取り付ける。これまでのマイクロドットサイトは専用のスライドやマウントが必要なものが主流であったが、DeltaPoint Microはハンドガンによってそれぞれ専用の設計となりノーマルのハンドガンに直接装着可能となるのが特徴だ。
高さもロープロファイルだが長さも5.7mm、重量は僅か31gと非常に軽量で、一般的な他のマイクロドットとは一線を画すコンパクトさ。高さが抑えられている分ドットの位置も弾道に近く、アイアンサイトと同じ感覚でサイティングが可能。
また通常のオープン型では、咄嗟にハンドガンを構えた際に慣れていないとドットを見失うことも多々あるが、DeltaPoint Microは密閉のチューブ型となるため直感的に目標を捉える事ができる。
ドットの明るさは調整が可能で日中にも夜間にも対応可能なほか、モーションセンサー搭載により5分間動作がない場合に自動的にスリープモードに移行。バッテリーはおよそ3～5年間のランタイムを誇る。
先述の通りリアのアイアンサイトと交換して取り付ける設計のため、スライドの形状によって製品の形状が異なる。ファーストロットではグロックとM&Pの各モデルに適合する2タイプがラインナップされている。
実銃のリアサイトはスライドの溝に嵌っているだけなのでスライドさせて取り外し取り付けが可能だが、エアガンではリアサイトを利用してブリーチをネジ固定するものが多いため、DeltaPoint Microの取り付けには加工が必要となりそうだ。
